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zoom RSS 学校歯科検診における問題点

<<   作成日時 : 2013/07/03 09:51   >>

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ご無沙汰でございます。

 さて、まず写真から提示しますね。
画像


 この状態で、「不正咬合があります。」という治療勧告の紙が出されました。どこが不正咬合なんでしょう? この子に聞くと、
「歯科健診前にアンケート(事前調査)の紙があって、『矯正治療を受けていますか?』という質問にハイと答えただけです。」
というお答え。

 不正咬合の健診基準(日本学校歯科医会で決められているのです)がわかっていない学校歯科医が健診した結果でしょう。平成7年に学校歯科検診の健診基準が変更になり、それまでのむし歯だけの健診から、歯列咬合学間接、歯垢歯肉の状態、舌小帯、頬小帯、舌などの口腔内の異常の有無を診ることになりました。 あと、不自然な顔のキズがあればドメスティック・バイオレンスの通報義務などもついてきてます。

 さて、健診基準の改訂にあわせて、歯科医師会では講習会を開き、定期的に研修会も開いております。また、学校歯科医会からも必要な資料情報が冊子の形で送付されてきます。

 しかし、そういった講習会や研修会に全く出席せず、送付資料に目を通さない学校歯科医もいるのです。おそらくは、養護教諭が一番わかっているでしょうけど、「ちゃんと健診していない学校歯科医」が存在するのです。

 学校歯科医の質の担保を保証するために、日本学校歯科医会では認定医制度や研修会への出席を奨励するポイント制度を導入しようとしてきましたが、強制力がないザル状態の制度にしかなっていません。結局の所、研修会に一度も出席せず、昔ながらの健診基準でテキトーに健診している学校歯科医がいるわけです。


 あと、歯科検診をやりっ放しではなく、事後措置と言って、検診の結果を良い方向に変える作業があるわけですが、これを全くしていない学校歯科医がおります。事後措置についても日本学校歯科医会から指針みたいな冊子やDVDはたくさん送られてきております。

 ある地方では、高齢の歯科医があまり目も見えないのに、小遣いかせぎのために学校歯科医の職務を後輩に譲らない例も聞きます。若くてやる気のある歯科医に替わってもらったほうが、子供たちは幸せでしょう。また、学校歯科医を20年とかやると表彰される制度があるのですが、これがほしくてなかなか辞めない年寄りもおります。

 正しい健診基準で、歯や口腔を通した健康教育を行い、適切な事後措置により物事が悪い方向に進まないようにするのが学校歯科医の責務だと考えております。教育委員会から手当という名前でお金をもらっている仕事なんですから、当たり前のことなんですけどね。その当たり前ができていない人が多いのです。

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