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zoom RSS 学校歯科健診での見落とし(というか難しさ)

<<   作成日時 : 2011/12/06 09:29   >>

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 歯科医師会と養護教諭との懇談会に出席したことがありますが、「学校歯科医はちゃんと診ているの?」という疑問を聞きました。

 学校歯科医で、一人で3時間(180分)に200人を健診しないと、給食の時間に食い込んで、校長先生や担任の先生に嫌な顔をされます。学童の入れ替わりの時間も込みで一人頭1分以内で済ませないといけない計算です。この短時間に虫歯のチェック、歯垢の付着状況のチェック、歯肉炎のチェック、歯列咬合のチェック、顎関節のチェックをこなさいといけません。歯の本数は小学校1年生の乳歯列だけの子供なら20本、6年生なら28本の可能性があり、その間は乳歯と永久歯の混在するはえかわりの時期で歯種の判定まで加わります。

 加えて、不完全な照明のもとで、です。見にくいというか、正直見えないところもあります。 あと、探針という器械で触診することは原則禁止という縛りもあります。

 暗い口の中では、白い歯科用のプラスティックが虫歯の治療で詰めた物なのか、虫歯でない歯に予防充填(シーラント)処置をしたものなのかの判定も難しいです。

 そうそう、「探針の原則使用禁止」ということはですね、CO(シーオー)を視診(見ただけで)判断しろ、ということでして、「虫歯じゃないか?怪しいな。」は全部COになるわけです。で、次の様な写真の見落としが出ます。
画像

ちょっと見はわかりませんが、レントゲンで穴が有るのはわかってましたから、本人と母親のご了解を得て取ってみました。
画像

 先ほどの上顎右側第2乳臼歯を後ろ側から撮影したモノです。こういった症例に対処するために2年前からCO-Sという健診基準が導入されました。でも、まだあまり普及してませんね。

 「小学校では、虫歯なし、と言われました。」と、その親子は言ってましたが、現物を見て納得。虫歯が減っている可能性もありますが、見落としが増えるような健診基準が導入されただけの可能性もあるわけです。

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